一越織-サメ小紋ちりめん-<紫x朱>の名入れシルク印刷にかかる
一越織-サメ小紋ちりめん-<紫x朱>の名入れシルク印刷にかかりました。
一越織の両面柄の風呂敷の注文が入りました。
日頃は無地の風呂敷が圧倒的に多いのです。
無地の風呂敷の方がどんな状況の時でも使いやすい風呂敷になるのと、
イベントの記念品に使われることが多いので、
あたり障りのない無地の風呂敷が好まれるという理由かと思います。
日本製の国産の風呂敷にこだわる場合は、
伝統柄のサメ小紋柄や麻の葉柄が選ばれます。
周年記念の品物となると安価な物よりも上級な風呂敷が選ばれることが多いです。
さすがに風呂敷でも高級な部類の風呂敷ですので、
生地も厚めのポリエステルを使用していますし、
両面の伝統柄の染め上がりも素晴らしい出来です。
風呂敷の形状も約70cmでしっかり統一されていて真っすぐ直線です。
中国製の風呂敷によくある、
歪んだりひし形になったり、傷や縫製の悪いところなどは無い状態です。
今回の案件は<90周年記念>という大変おめでたい記念品に風呂敷が選ばれました。
90年前となると2019年-90年=1929年ということになります。
第二次世界大戦-太平洋戦争の前から活動していることになります。
戦時を乗り越えているということだけでも素晴らしいことかと思います。
そして90年間もの活動の継続!
その技術が90年間も必要とされ、現在も必要な技術というのもほんとに驚きに値します。
私のシルクスクリーン関係でも無くなって消えていった技術や職業もあります。
昔は<写植屋さん>という文字を打つ仕事が重要な仕事としてありましたが、
パソコンが普及してアップルのマッキントッシュでデザインが可能になると、
パソコンで文字が打てることになり、段々と消えていってしまいました。
写植された紙の版下を写真機で撮影してフィルム化する仕事も同じです。
立派な会社が沢山ありましたが仕事が無くなって消えていく運命でした。
そんな世の中でも90周年もの間、継続できる職業というのは素晴らしいと思います。
そんな目出度いお祝い事に関われるのは大変嬉しいことなので、
パワーをもらいながら、私やスタッフは楽しくお仕事をさせてもらえています。
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