不織布-風呂敷への印刷テスト
2018-06-01
不織布-風呂敷への印刷テストをしています。
<アラカルト>はある程度厚みがあるので印刷は比較的綺麗な感じに出来るようです。
<ピピ>の不織布の方はかなり透けているような厚みのためインキが裏側へ突き抜けます。
不織布の目も粗めになっているため印刷が少し擦れた感じに見えています。
印刷の色も問題があり、不織布への印刷で<白>が現状では印刷できない状態です。
不織布用のインキのため隠ぺい力が足りないので白は下地が透けてしまいます。↓
黒の印刷ではこんな感じで問題がないかと思います。↓
風呂敷印刷では印刷機械のテーブルの上にセットする冶具がインキで汚れてしまうので、
他の風呂敷の印刷の時にもボール紙の下敷きを用意して敷いています。
他の風呂敷はこれだけで十分なのですが、
不織布ではインキの抜けがひどいため不十分です。
不織布印刷の場合はボール紙の上に同じ不織布を貼って2重構造にしてセットしてみました。
印刷するとインキは同じように抜けるのですが、
不織布を1枚挟んだことによりインキが不織布へシミて吸ってくれるので、
汚れが少し収まるようです。
これならある程度は連続で印刷加工が何とかできるようにはなると思います。
下敷きと不織布のセットしたものを印刷前に用意しているところです。
来週より不織布の印刷に入っていきますので、
どんな具合に印刷ができたのか、また風呂敷日誌でご報告したいと思います。
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