風呂敷への2色刷り印刷
2018-09-23
風呂敷の印刷では1色刷りがメインです。
1色刷りのインキは＜白＞が圧倒的に多い印刷色になっています。
風呂敷のカラーは濃い目の色の物が多いので、
刷る色はどうしても＜白＞インキがメインになってしまいます。
＜特注の白＞インキを注文していますので、比較的白く印刷が仕上がってくれます。
今回の風呂敷は2色刷りでの注文となりました。
多色刷りの場合は下敷きに風呂敷を貼って固定します。
その下敷きを使ってコーナーに当てコマを付けて1枚づつセット、
1色目を印刷、乾燥させてから2色目の印刷していきます。
固定していけば布の状態でも多色刷りをうまく仕上げる事ができます。
2色刷りは＜白＞を刷ってから＜黒インキ＞で仕上げる2色刷りです。
1色目の白はラバー系で真っ白くなるインキを使用して、
2色目は黒、ラバー系ではないバインダーを使っています。
印刷は毛抜き合わせ！
線の重なりが無い状態で2色を合わせて絵にしていきます。
絵がズレる危険があるので版のセッティングには神経を使います。
当てズレの無いように！印刷を慎重に進めていきます。
絵柄がお見せ出来ないのが残念ですが、
絵の合いはバッチリ！うまく合ってくれました。
久々の多色刷りだったので緊張と少しビビりながらの印刷になりました。
次は1色刷りのタイプなので安心して取り掛かれます。
風呂敷が集中していますのでお休み返上で頑張っています。
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