麻のような風合いの風呂敷へ印刷テスト
2018-07-01
麻のような風合いの風呂敷へ印刷テストの依頼がありました。
見た目は麻のような感じの風呂敷でしたが、素材はコットン100%の風呂敷でした。
粗い布目のコットンを風呂敷風に仕立ててあります。
大きなマス目のような粗目の布なので、
シルク印刷ではインキが下側へ突き抜けてしまいます。
水性のラバー系インキを硬めに調合してべっとりと印刷してみました。
べっとり系ですので表面に残ってくれるようならうまく印刷できることになります。
実際に刷ってみたところ何とか見た目はそれなりの印刷になってくれましたが、
量産に掛かった場合、目を突き付けたインキが下側の台を汚してしまいます。
テスト印刷では何とかなりましたが、仕事では難しい印刷になりそうです。
何かうまく刷れるような冶具を工夫して汚れない様にする必要があります。
スポンジ系のシートを台の上に敷いてからの印刷が良いかも知れません。
本番前には再テストが必須になりますね。
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