木製品への名入れ印刷加工!2日目
木製品への名入れ印刷加工!2日目
2日目に入りました。
データが入稿したので午前中にフィルム出力まで済ますことが出来ました。
データ入稿の後にデザインスタッフがデータを加工して
フィルム出力をしていきます。
その間に私は製版加工の準備に入ります。
乳剤のコーティングをした版を乾燥機に入れてよく乾燥させます。
ここまでで午前中が終了!
午後に仕上がったフィルムを製版加工して<シルク刷り版>を作ります。
フィルムをコーティングした版に密着させて水銀灯のランプで焼き付け!
感光性樹脂のため露光時間は短めの80秒ほど。
水槽に入れてスプレーガンで焼き付けしていない部分を抜いて絵柄を出していきます。
よく乾燥させて後露光を掛けて完成です。
15:00頃よりやっと印刷加工に入ることができました。
100本分の印刷には手間がかかりました。
滲まぬように硬い状態のインキを使用しますので、
版上でインキが固まり易くなり、何度も版の洗浄をしながらの印刷になりました。
最初はやはり手こずって印刷の出来ていないところや滲みが発生してしまいましたが、
慣れてくるとスムースに印刷に取り掛かれるようになりました。
油断するとすぐにカスレ、滲みがでてしまうので、
1本1本時間を掛けて印刷していかねばなりません。
1本がしっかり重い木の塊ですので結構な指の疲れ、腕の疲れが出てきました。
右手の指が強張ってきて動きが鈍くなってしまいましたが、
夕食までに何とか印刷は終了させることができました。
初めての印刷なので手こずってしまい時間がかなり掛かりましたが、
刷る方法とインキの硬さ、特殊なスキージの形をいかにしてうまく使うか、など
大分わかってきたところがありますので次回にはもう少し段取り良く印刷できそうです。
しかしジグの刷り台の相性が悪いため思うようにセットができません。
このジグと印刷台は改めていかねばだめでしょう!
久々に難しい印刷となりましたが、
調子が良く刷れたのでとても面白い印刷加工となりました。
暇な時間ができたらジグと刷り台をもっと改良しておいて、
次回も楽しく印刷が出来るようにするつもりです!!!!
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